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受渡し
株式取引の売買が成立したことを約定といいますが、約定してもすぐに株主としての権利が得られるわけではありません。
株式の売買代金と株式の交換を受渡しといいますが、受渡しが完了することで株主の権利を得ることができます。
受渡しは約定日の2営業日後に行われ、受渡日に株主に権利が確定します。
水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 |
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約定日 | 休業日 | 休業日 | 受渡日 | |||
約定日 | 受渡日 | 休業日 | 休業日 |

権利落ち日
株主の権利(配当金や株主優待の受け取り、議決権など)は、権利確定日に受渡しが完了していることで権利を得ることができます。
権利確定日に受渡しが完了する約定日を、権利付き最終日といいます。
権利付最終日の翌日は、権利を得ることができないので権利落ち日といいます。
権利付最終日 | 権利落ち日 | 権利確定日 | 権利確定日 翌営業日 |
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約定日 (買い) | 受渡日 権利取得 | ||
約定日 (買い) | 権利無し | 受渡日 | |
約定日 (売り) | 権利あり | 受渡日 |
受渡し・権利落ち日のまとめ
株式取引が約定しても、すぐに株主の権利が得られるわけではありません。
約定日の2営業日後の受渡日に株主の権利が確定します。
また、配当などを受け取るには、権利確定日に受渡しが完了している必要があります。
配当や優待が目的の場合には、権利付最終日までに購入するようにしましょう。
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